2024年12月8日(日)に「第6回トイランびわこ」が滋賀県の野洲市・湖南市・甲賀市で開催されました。
一般社団法人二輪車交流振興協会が主催して行うライダーによる社会貢献活動の「トイラン」です。
今回の「第6回トイランびわこ」では「児童養護施設 守山学園」「児童養護施設 鹿深の家」の2つの施設へ訪問します。天気予報では雨予報だったので心配していましたが、当日は朝から良い天気で意気揚々と会場である「近江富士花緑公園 植物園 第1駐車場」へと向かいました。
協会メンバー7名とボランティアスタッフ5名、ボランティアカメラマン2名が7:30に会場入りして受付準備、会場設営を行います。
「第6回トイランびわこ」では60名の公募に対して、55名の応募があり過去最多で西日本では最大級のトイランイベントとなりました。(私調べです(;’∀’))
受付開始の8:00を過ぎると徐々に参加者たちが集まってきて着替えだし、「近江富士花緑公園 植物園 第1駐車場」はあっという間にバイクで埋まりスノーマン、トナカイ、サンタクロースたちが沢山いる、一足早いクリスマスの雰囲気に包まれていました。
バイク系YouTuberや愛犬と一緒に参加してくれたライダー、トゥクトゥク、トライクで来てくれたライダーなど沢山の方が集まってくれました。NHKのテレビカメラで撮影される中開会式が始まります。
「トイランびわこ」ではオレンジリボン運動啓発もしていて、開会式では滋賀県内で「びわ湖一周オレンジリボンたすきリレー」を開催されている「CFRびわこ」の郷間事務局長にオレンジリボン運動について話して頂き、「児童養護施設 守山学園」谷村施設長「児童養護施設 鹿深の家」春田施設長には児童養護施設についてお話頂きました。
開会式が終わるといよいよパレードのスタートです。参加者が半分に分かれて「児童養護施設 守山学園」と「児童養護施設 鹿深の家」を目指して開会式場を出発して街中を走ってパレードします。
街中では突然現れたバイクに乗ったサンタクロースの集団にビックリしながら楽しそうな笑顔を見せてから、手を振るサンタクロースに大きく手を振り返してくれる人たちが沢山いて凄くテンションがあがります。やっぱりサンタクロースは最強ですね。子どもたちだけでなく大人たちにとっても笑顔をくれるヒーローなんだなぁって感じました。
何よりもサンタクロースである僕自身が笑顔になれてとても気持ちの良い、今までバイクで走ってこんな気持ちってあったかな?多分他では味わえない体験だと思います。みんなにも味わってもらいたい快感です。
施設に着くとサンタライダーの到着を待っていた子どもたちの喜びの歓声が聞こえてきます。こんなにも歓迎される到着ってサンタクロースパワー恐るべし、子どもたちの純粋さに感動します。
施設ではサンタライダー一人ひとりから子どもたちにプレゼントが手渡されます。名前を呼ばれると恥ずかしそうに出てくる子もいれば、元気一杯に飛び出してくる子、お姉さんに付き添って出てくる子、色んな子がいますが皆凄く嬉しそうな笑顔です。
プレゼント後はアトラクションタイムです。バイクに跨って記念撮影を撮る『お気に入りのバイクを探して写真を撮ろう』、トゥクトゥク、トライクに乗って園庭をライドする『ちょっと変わった乗り物で風を感じるお散歩ツアー』等で一緒に遊びながら、施設が用意してくれた軽食も頂きます。
子どもたちだけでなく参加したライダーたちも楽しんで笑顔になっていました。
1時間半の交流タイムが終了するとお別れの時間です。最後に施設の子どもたちからお礼の挨拶と手作りの記念品がサンタライダー一人ひとりに手渡しで送られました。
帰り際には「また来年も来てやぁー!」「絶対に来て頂戴ね!」などの声をかけられ少しウルッと来てしまいました。
サンタクロースでプレゼントを届けに行ったのは僕たちサンタライダーなのですが、用意したプレゼント以上のお返しを貰った気持ちでいっぱいです。何か無茶苦茶得した気分です。
参加する度、毎回思うことですが来年もまた行こう。必ず行こうと思います。
「トイランびわこ」は二輪車交流振興協会が発足したきっかけの事業でとても心温まる事業だと思います。「二輪車交流振興協会・活動報告Blog」で「トイランびわこ」の記事を読んだライダーが次回の「トイランびわこ」に参加してくれたら、こんなにうれし事はありません。
次回の「トイランびわこ」に1人でも多くの参加者が集まり「トイラン」が全国に広がればと思います。
「第7回トイランびわこ」にも笑顔いっぱいの素敵なサンタライダーが沢山集まってくれるのを楽しみにしています。
私たち一般社団法人二輪車交流振興協会は「第6回トイランびわこ」終了後の2025年1月15日に、こども家庭庁が提唱するこどもたちのために何がもっともよいことかを常に考え、こどもたちが健やかで幸せに成長できる社会を実現するという「こどもまんなか宣言」の趣旨に賛同し「こどもまんなか応援サポーター」宣言を行いました。
これからも協会メンバー一丸となって「トイランびわこ」の内容を充実させるために頑張っていきます。